プレーオフ2ndステージ第2・第3戦

昨日はシーズン1勝の伊藤準規に無様に白星を献上し、今日は不調の山本昌をまったく崩せず、また、一度同点にしておきながらも最後は競り負けてしまった。


最後に堂上に打たれた球は信じられない。フォークで抑える配球じゃないのだろうか。どうして内角のストレートだったのだろう?
あの1球で今日積み上げてきたものが全部ぶち壊しになってしまった。


第1戦のブランコ、ハゲランスに対する異様な逃げ逃げリードにしても、さすがに慎之助のリードがひどすぎるだろう。


今日はマッスル千代の富士の同点2ランにつながる久しぶりのヒットを放つなど打撃は一度ものの、次の打席では森野のエラーで全力疾走せずにまさかのアウトになったりと守備も打撃もインケツ続きである。
こういう呼び方は好きではないが、間違いなく慎之助が“戦犯”と呼ばれるだろう。



思えば、プレーオフの1stステージでの中日打線を見ても、全く怖さは感じなかった。
それがこの2ndステージでは、試合を見ていて中日の攻撃を見るのが嫌で仕方がない。


1stを勝ち抜いた勢いなのか、単に2ndへ向けた巨人の調整ミスなのか、第1戦からの慎之助のまずいリードがきっかけをひとつきっかけを与えてしまったか。



今日の試合を見る限り捕手のリード、リリーフ投手の層の厚さ、守備のうまさ、打線の工夫・繋がり…何もかもが中日の方が上手だ。
流れが終始中日にあった。終始中日に押され続け、最後に耐えられず押し負けた。


巨人は個人のホームランでやっとこさ追い付いているだけだった。同点2ランで球場のムードが一気に変わったのに、以後の攻撃が淡白で流れを引きよせられなかった。
中日は毎回のようにいやらしい攻撃を展開した上に、プレーオフ5連投の山井・浅尾を温存しても接戦に競り勝って見せた。


覇気さえもが中日に劣っている。
144試合頑張った結果が目の前でぶち壊しにされそうになってるのに、まるで死んだようなベンチを見ているとそう思わざるを得ない。
堂上のようなあの集中力のある目つきをした選手は巨人にはいない。




今の巨人には中日を上回っている部分が何もない。
中日をまるで寄せ付けずに大差で優勝したレギュラーシーズンとは全く逆のことが起こっている。
勝てるわけがない。


見えている結論は一つしかない。
巨人の今シーズンはこれで終わりです。明日は中日の日本シリーズ進出が決まるでしょう。

(ぅ°∀。)ぅ