3/2神々の軍勢ゲームデーin一刻館宇都宮店(ぅ・ω・)ぅ

3/2は一刻館でゲームデー(ぅ・ω・)ぅ

使ったのは、金曜日から細部を少々入れ替え、グルールをメタったチューニングにした「アンダスタンド・メイビー」(ぅ・ω・)ぅ

Esper Planeswalker Control 「アンダスタンド・メイビー」
●メインボード
4《至高の評決/Supreme Verdict(RTR)》
4《拘留の宝球/Detention Sphere(RTR)》
4《スフィンクスの啓示/Sphinx’s Revelation(RTR)》
3《思考囲い/Thoughtseize(THS)》
3《心理的打撃/Psychic Strike》 ←まだ解消届かない(
2《肉貪り/Devour Flesh(GTC)》
2《英雄の破滅/Hero’s Downfall(THS)》
1《破滅の刃/Doom Blade(M14)》
1《本質の散乱/Essence Scatter(M14)》
1《存在の破棄/Revoke Existence(BNG)》
4《思考を築く者、ジェイス/Jace, Architect of Thought(RTR)》
3《太陽の勇者、エルズペス/Elspeth, Sun’s Champion(THS)》
2《悪夢の織り手、アショク/Ashiok, Nightmare Weaver(THS)》

  • 34 Spells

3《島/Island(ZEN)》
2《平地/Plains(ZEN)》
4《神聖なる泉/Hallowed Fountain(RTR)》
4《湿った墓/Watery Grave(GTC)》
3《神無き祭殿/Godless Shrine(GTC)》
4《欺瞞の神殿/Temple of Deceit(THS)》
4《静寂の神殿/Temple of Silence(THS)》
2《変わり谷/Mutavault(M14)》

  • 26 Lands

●サイドボード
3《ギルドとの縁切り/Renounce the Guilds》
2《ヴィズコーパの血男爵/Blood Baron of Vizkopa(DGM)》
2《破滅の刃/Doom Blade(M14)》
2《反論/Gainsay(PLS)》
2《盲従/Blind Obedience(DGM)》
1《思考囲い/Thoughtseize(THS)》
1《存在の破棄/Revoke Existence(SOM)》
1《否認/Deny》
1《宿命的報復/Fated Retribution》

  • 15sideboards

前日練習で最近大流行のグルールにぼっこぼこにされることが判明したため、使い勝手の良かった《ギルドとの縁切り》と《破滅の刃》を採用するサイドプラン。

縁切りのいいところはふたつ。先手2ターン目ドムリを軽く捌ける点、2マナとコストが軽いので序盤のグルール相手にテンポ負けしない点(宝球、英雄の破滅は少し遅いし、3マナのテンポの悪さが好きではない)。
タップインランドも多いので、軽く使えるのがとてもかみあっています。

前夜に思い付きで入れた《本質の散乱》は、グルールはもちろん、青単黒単オブセバロン霊異種等など丸く対処できるカードです(ぅ・ω・)ぅ
2マナなのが偉い。後手でも3ターン目のポルクラを捌けたりする。3マナのカウンターは立てなければいけないマナの拘束が大きく、あまり好きになれません。

だからXマナの中略はもっと嫌いです。マナ食う割にケアされると弱いこともあり、やっぱり抜きました。FNMでは1回活躍しましたが、別に解消でもいい場面だったし( やはり妹は正しかった(ぇ

最近話題の《宿命的報復》も対グルール用。盛大にしゃくれたらいいな。




≪21人参加5回戦+SE3回戦≫
1.vsコロッサルグルール ○○
2.vsグルールモンスター ○○
3.vsグルールモンスターt青 ○○ キオーラ、サイクロンetc
4.vsナヤミッドレンジ ○●○
5.vs黒単t赤白(優勝者) ID

SE.vsグルールモンスターt青(3回戦とは別の方)  ○○
SE2.vs グルールモンスター(2回戦の方) ○●●


4-0-1で1位抜けしましたが、2没でした。復帰してからの公式戦連勝記録は11で途絶えました。
この日の21人の内訳はわかりませんが、恐らくグルールが最大勢力でした。ミラーマッチを多く見かけた印象です。
そんなグルールの海を泳ぎきったのは、黒単t赤白でした。悪魔や鼠や灰色証人が強かった模様。赤いカードは何が入っていたのかはわかりません。

トップ8は、黒単t赤白、グルールモンスター×2,グルールt青、ナヤ、赤単t白、エスパーコン(俺)、不明1でした。


アベカンはというと、グルールモンスターを最大の仮想的としてメタった結果、赤緑が入ったデッキ相手にほとんどのゲームをとって5連勝してとてもうれしかったのですが、最後にグルールに負けてしまいました。



スイスの順位で先手をもらって、しかもメインを取っているのにサイドを2本落とすというのは本来はやってはいけないこと。

まぎれもなく俺が弱かったです。

3本目は時間切れ追加ターンの自分のラストターンにエルズペス紋章を受けたトークン3体で殴りきれるプランでしたが、ターンが帰ってくれば勝つというところでハイドラをトップされてしまい、カウンターを握りしめたまま負けてしまいました。

明確にミスに言えるのは、まず、宿命的報復でドラゴンとドムリを殺した後、占術で縁切りを下に送ってしまったことです。
序盤に縁切りで1体、ここで報復でもう1体殺していたので、もういらないかなと思ったら2、3ターン後に3枚目のドムリを引かれてしまいました。
そのドムリは英雄の破滅で対処しましたが、あれでライブラリーを掘り進められていなければ、もしくは英雄の破滅を温存できていれば、あのトップハイドラという結末もなかったはずです。
ドムリだけじゃなくゼナゴス(神もPW)もルーリクサーもいるのに、あそこで縁切りを下に送ってしまうのなら、何のために縁切りを採用しているんだ俺は(ぅ`Д´)ぅ←自分に怒


もうひとつは占術のミス。
さっきの縁切りの後(でドムリプレイ前)、占術土地で見た「存在の破棄」を見て、クルフィックスか神ゼナゴス対応できるわーと思って残したら、これは大間違いで、ライブラリはほれないわ最後まで相手からはエンチャントはプレイされないわで大間違いでした。

そんなんで破棄残すくらいならさっきの縁切り残しとけよと。

あとは、残り時間5分くらいのときに2枚目の盲従を割られているのですが、この時にカウンターを使わなかったのも結果的にはミスでした。
ここでカウンターを温存したのは、ルーリクサーのトップデッキに対抗できるカードを失いたくなかったためです。
一応場にいたペスで対処はできますが、紋章の発動が遅れて時間内に殴りきれなくなることを懸念したということもあります。

ですが、速攻クリーチャーへの防御壁をなくしてしまい、ペストークンアタック&がんばって強請でゲインすれば、追加ターン終了時にライフ勝負するということもできたので、結果論でもそうでなくてもミスだったと思います。
(そこでルーリクサーそんなに怖がるんだったら縁切りを下に送んなよー!あれがやっぱ最大のミスだったわー)


2本目だって、後手マリガンでドラゴン×3、ハイドラを引かれましたが、それでも最後にルーリクサーのケアを忘れなければハンドのジェイスでまだ勝てる余地のあるゲームでした。

啓示を使うタイミング、ペスのプレイタイミング(実際、ミスで死ななくても良かったペスを2回殺されている)、ジェイスのプレイタイミングと能力選択、呪文のプレイ順や対象間違い、盲従のゲイン忘れ・・・思い返すとミスばかりです。

マジックの神様はやはりへたくそには簡単には勝たせてくれません。

悔しかったけど、今回優勝できなかったのはいいこと。プレイを見直すきっかけができました。
次の目標ができました(葛西選手風)。




当日のサイドプランを紹介しておきます(ぅ・ω・)ぅ

●vsグルールモンスター

  • 4 宝球
  • 2 アショク
  • 2 肉貪り
  1. 3 縁切り
  2. 2刃
  3. 2盲従
  4. 1報復

今回使用したvsグルールの基本プランです。
割られやすい宝球を抜き、クリーチャーに効く刃の増加、ドムリやゼナゴスを軽く対処できる縁切りをイン。
ハイドラとドラゴンに強い盲従もイン。
巻き込まれるアショク、マナクリでかわされる貪りはアウト。

宿命的報復は、フリプも含めて2回決まりました。占術のミスがなければ勝てていたと思うので、効果はおおむね良好と言っていいと思います。めちゃ重いけど(

血男爵はミジウムでやられるのが弱いと感じたので入れません。


vsコロッサルグルール&vsグルールモンスター t青

  • 4 宝球
  • 2 アショク
  • 2 肉貪り
  1. 3 縁切り
  2. 2刃
  3. 1囲い
  4. 1否認
  5. 1報復

コロッサルはモンスターほど生物で殴る速度が速くない代わりにコンボデッキとしての側面が強いため、盲従は入れずに、囲いとPWを消す否認を採用。
否認はメイン戦でガラクを2枚&ゼナゴスも見たため。
ナイレアやアクロスの巨像を見たので、破棄は2枚目を入れるべきでした。

t青グルールはライフを詰められないので普通のグルールよりも楽でした。サイドに否認などをとられていたらもっときつかったと思います。
カウンターとPWをケアするために囲いの追加と否認を入れました。


vsナヤミッドレンジ

  • 4 宝球
  • 2 アショク
  • 2 肉貪り
  • 1心理的打撃 
  1. 3 縁切り
  2. 2刃
  3. 2血男爵
  4. 1囲い
  5. 1報復

ナヤには白い相手にはさすがにプロテクションが強い血男爵と、「復活の声」やPW、ドラゴンにハイドラを抜くための囲い追加。
復活の声やロクソドン等カウンターが弱いカードになること、でも、声がいない時にドラゴンは打ち消したいこと等もやもや考えて結局カウンターは1枚減らしました。ここは少し自信がありません。
3本目は、ドムリをペストークンから全力で守って奥義発動を目指すプレイングをされていれば負けていました。
相手いわく英雄の破滅や宝球での裏目を嫌ったとのこと。結果的にこっちは助かりました。




今回のサイドボーディングも少なくとも今日のところは当たりが多かったですが、これが正解では無いと思います。

疑問だったのは盲従のサイドイン。

そもそもこの宝球と縁切りを入れ替えるプランのいいところは、

①触りづらいPWや神ゼナゴスにインスタントタイミングでテンポよく対処できる
②相手のインするエンチャント破壊を無駄にできる


の2点なのですが、その内、②をなくしてしまってる上、勝敗に関わる場面で盲従へのエンチャント破壊をカウンターするかどうか悩むことになるのは、サイドプランとして矛盾があると感じてしまいました。

勿論盲従自体は強いカードですし、グルールのみならず、オブゼやエレボスの鞭、たまに見る赤単やラクドスにも効くカードです。

ですが、「エンチャントへのヘイトが高まっている状況で防御をエンチャントに頼る」ということ自体の正当性も含めて、盲従のインについては考えなおす必要がありそうです。



なお、今回、当たり運もあって全てサイドアウトしていますし、「そもそもサイド後の宝球が信用できないとかアショクが縁切りに巻き込まれるとか抜かすならならいっそ抜いちまえ!」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、そんなことはありません。

メイン戦では宝球の汎用性に敵うカードはなかなかありませんし、何よりアショク自身はとても素晴らしいカードです。

単純に高木の巨人等のサイズがでかいクリーチャーを奪っても強いですし、怪物化したポルクラ相手にブロッカーを調達したり、炎樹族や女人像を奪って啓示のXを大きくしたりと、こいつを出したゲームは大活躍しています。

ただ、+2のめくれ運の不確実さや速度的に間に合わない場面もあるために、サイド後は縁切りや刃と入れ替わってるというだけの話です。



宝球もアショクも、青単や黒単や同系に強く、それらに対しては基本アウトはしないカード達です。
また、グルールを強く意識したカードにサイドの枠を多く割いている都合以上、逆にメインは宝球の汎用性とアショクのカードパワーで、様々なデッキに対して全体的な勝率をあげることを狙っています。


ゴタクは置いといても単にアショクが大好きなので使うのはやめません(
神河の伍堂、ゼンディカーのオオヤマネコ、ワールドウェイクの神ジェイス、エクテンのドランや虹色の前兆など気に入ったカードはとことん使い倒したいアベカンです(


このブログ内の「縁切り」という単語がものすごく多いので、誰か大事な人との縁が切れないかどうかだんだん心配になってきたのでそろそろこのお話は終わりにします。



さて、ゲームデーと同時行われていた海の向こうGPメルボルンでは、エスパーコンがトップ8に3人。
エスパーコン使いとしてはすごくうれしいです。どっちかっていうと青白タッチ黒って感じだけど(

アショクを誰も使っていないのは少し残念でした。サイドもほとんど縁切り入ってないし( あれまー(
トップ8の3人中3人が土地27霊異種1。

土地27は正解かも。
マナフラが嫌なのと、1枚でも多くスペルを多く詰め込みたい癖もあって26にとどめていたのですが、今日もFNMでも白マナが足りなかったり土地が5、6枚で止まったりすることがあったので、より安定して土地を伸ばすために27も試してみようと思います。

霊異種は重いし、マナくい虫なのですきではなかったのですが、全体除去との相性の良さ、マナフラの緩和、相手のPWへの耐性が上がること、それからエルズペスにフィニッシュを頼りすぎなくて済むことととメリットも多いので、そろそろ採用しなければならない時かもしれません(でもアショクは抜きません←
(あ、土地引きすぎ嫌なら鼠採用もあるな)



帰った後はすごく疲れていて、ちらしずし茶碗1枚、あさりスープ、からあげ5個、サラダをボール1/2、それにラーメンまで軽くたいらげてしまいました。
ご飯食べたらだいぶ元気になったので、やはりコントロールで長いラウンドを行うのはそれだけ消耗するということです。
思えば、一日7ラウンドもこなしたのは4年ぶりです。経験があるとはいえこれだけブランクあるとさすがにきついね(ぅ;^ ^)ぅ
その辺の対策も考えないといけませんね。
逆に言うと、こんなにエネルギーをつぎ込めるなんてやっぱMTGは素敵です。




P.S.
一刻館では、KOTOKOさんの曲がBGMとして流れていましたKOTOKOさんの曲を流すあたりとても素晴らしい店員さんです。

ところで、決勝ラウンドが始まる前に流れていたKOTOKOさんのゲーム曲は、間違いなく聞いたことあるのにアベカンはタイトルを思いだすことができませんでした。

KOTOKOファンとしてあるまじき失態です。猛省します。こんなザマでは勝利の女神から見放されても仕方がありませんでしたね(ぇ