にっぽんリハビリ応援団 シリーズ 在宅リハビリの受け皿 第2回「家族会のすすめ」

今日の「ハートネットTV」もおもしろかった(ぅ・ω・)ぅ

脳血管障害発症後の、在宅リハビリ支援の可能性を探るシリーズ。第2回は、家族会をとりあげます。 高次脳機能障害の夫を支える須藤芳江さん。夫の敬さんは9年前のくも膜下出血の後遺症で、一つの作業を順序立ててこなすのが困難な「遂行障害」になってしまいました。体にマヒはなく、調子のいいときはふつうに会話もできるため、突然次に何をしていいか分からなくなってしまう夫に、いらだちを感じたり叱りつけてしまうこともしばしばでした。そんなやり場のない苦悩を救ってくれたのが、地域の家族会「江戸川つつじの会」。記憶障害の弟を抱える後関晴美さんが発足させた家族会です。同じ悩みを抱える家族どうしで語り合うことで、気持ちを立て直し、日々の生活に向き合えるようになったといいます。
孤立しがちな家族を支え、介護の知恵や情報提供の場ともなる家族会。その効能や立ち上げ、運営のノウハウを伝えます。
出演者
落合 恵子さん(作家)
稲川 利光さん(NTT東日本関東病院 リハビリテーション専門医)
長谷川 幹さん(三軒茶屋リハビリテーションクリニック院長)
後関 晴美さん(「江戸川つつじの会」代表)

一番心を動かされたのは、「江戸川つつじの会」代表の後関晴美さんの、「障害を持った人には行政からの援助があるけれど、家族に対する援助はない」ということば。
後関さんは、障害者を抱える家族が悩みを吐きだせる場所として家族会を立ち上げたそうだ。

障害を持った人を支える第一線にいるのは、大抵の場合はその家族。
ただ、介護をする家族には、どうしても負担は多くかかる。「家庭内」という枠だけで抱え込むにはすごく重い。

そんな家族が同じ悩みを共有したり、助け合ったりするためのとりくみが「家族会」。

家庭の中に閉じこもってしまっていた人たちが集まって、自分達の苦労に対する「共感」を得て、笑顔になる様子は素敵だった。

障害者の方がいる家庭を、地域の中で互いに「孤立しない・させない」ネットワーク。
それによって、障害者の方も、その家族も、自分たちの大切な「日常」を生きていくためのサポートができる。

これはまた、そのまま介護疲れからくる虐待や、(介護できる家族が貧困のために餓死し、生活の支えのなくなった障害者自身も亡くなる等の)孤立死等に対する回答にもなるのではないか。



すごくいいヒントももらえたと思う。


俺は、実際に自分や家族が病気や障害にあったときに、家族の外にそれを受け入れて自分や家族に共感して、精神的に支えてくれる人がどれだけいるか・・・といったら、かなり自信がない。
というか、そういうときに自分の住む地域の人がどういう反応を示すかがうまく想像できないし、そもそもそういう助け合いができる地域的なネットワークがあるかすら怪しい・・・。


自分で普段から動いていかなきゃ、おそらく誰も助けてくれない。



もしも、自分や自分の家族になにかあった時に、助けてくれる人・悩みに共感してくれる人と今つながっていますか? 社会とうなくつながれていますか?


自分に問いかけてみて答えがうまく出せなかったら、そういうつながりをつくるチャンスかもしれない。